黒田東彦と河合正弘とアジア開発銀行とYシャツとおっちゃんとタワシ


結論から言えば、何度も言っていたけど黒田東彦氏は、中国とは戦いません。

◆元高メリット、中国の理解得よ-過小評価のレートは両国に有害- (日経テレコン21/デジタルコラム 2002年12月19日)
http://www.rieti.go.jp/users/tsugami-toshiya/library/014.html

ここに重要な記載があります。

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また、中国は中西部の開発のために円借款の供与を引き続き希望しているが、日本は財政状況から見ても、国民感情(対中円借款の人気のなさ)から見ても、これに応ずることが難しい。それなら、将来の元切り上げによる差益を見越して日本で低利のサムライ債(円建て債券)を大量に発行するよう促すのはどうだろうか。
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この2002年は平成14年。
第1次小泉内閣 2001年4月26日- 2003年11月19日

この時代に、お二方はこの発言を行っています。
その1人に黒田東彦氏がいるんだよね。

しかも、どうにか中国にお金を送りたいと言う意思が明確にかかれています。


そして黒田東彦氏のADB総裁の任期はどうかといえば。

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2005年(平成17年)2月 - アジア開発銀行総裁 就任
2013年(平成25年)3月 - アジア開発銀行総裁 辞任
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同年に日銀総裁になりますね。
「※参考資料」に人民日報日本語版で以下の記事を本の一部だけ添付しておきます。
中文にはもっと情報がある事でしょう。


以下はそこそこ長文なので、ななめ読みでも結構ですが、要するに、その2人が


年次報告2013 
http://www.adb.org/sites/default/files/institutional-document/59672/adb-annual-report-2013-jp.pdf

組織図1(2013年末現在)
アジア開発銀行研究所 河合 正弘 所長

河合正弘氏は、平成25年にも在籍していたみたいですね。

その河合氏は、独立行政法人 経済産業研究所(RIETI)で、以下のプレゼンテーション資料を出していますね。

第10回RIETIハイライトセミナー日中経済関係の課題と今後の展開 2014年11月10日

肩書は、「RIETIシニアリサーチアドバイザー/東京大学公共政策大学院 特任教授」です。

http://www.rieti.go.jp/jp/events/14111001/pdf/kawai.pdf

重要なのここでしょうね。

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日本による中国への知的協力

 中速度の成長を維持し、「中所得国の罠」から脱却するためには、構造改革が必要 生産性の上昇がカギ
 都市化の進行は成長率の下支えとなる• 日本は、みずからの経験と知見に基づき、中国の改革を様々なかたちで協力・支援できる
 公害対策、環境保全、省エネ、エコㇱティーつくり
 格差是正、社会保障制度、高齢化対応(医療、介護)
 財政分権化、税制改革、金融自由化・危機対応
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東アジアでの協調

日中韓の協調

• 日中韓(CJK)FTAの構築:RCEPにつながる
• 日中韓金融協力(円・元・ウォンの使用、外貨相互持合い、人民元債の東京市場での発行)
• 北東アジア協力(インフラ、エネルギー、環境)

東アジア地域での協力

• ASEAN+6 国間でRCEP、いずれは中国も TPPに
• 東アジア地域のインフラ協力 (ADB、AIIB)
• マクロ金融協力 (CMIM, AMRO):米国FRBの金融引き締めに備える(インドネシア、インド等)
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結局、この2人は中国との連携を強化するベクトルの人です。

確かに中国の経済が破綻すれば我が国にも大きな影響を受けます。

しかしながら、その為に我々の税金を使うのであれば、慎重に使わなければいけないと思いますね。
いい加減で無駄な使い方をしる方法が余り無いのですからねぇ…


ひとまずそんな感じで。


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※参考資料
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胡錦濤主席、アジア開発銀行の黒田東彦総裁と会見
http://j.people.com.cn/2005/04/28/jp20050428_49657.html

フィリピンを公式訪問中の胡錦濤国家主席は27日、アジア開発銀行の黒田東彦総裁と宿泊先のホテルで会見した。

胡主席は、「アジア開発銀行が中国に提供した借款や技術支援は、中国の経済発展とインフラ整備をサポートした。マクロ経済管理や財政政策でも、アジア開発銀行は有益な提案をした」と述べた。

胡錦濤主席は黒田総裁に中国の経済・社会発展戦略について説明し、中国の改革開放に対する意志と、国際金融機関との協力重視を強調した。また、中国とアジア開発銀行が各自の状況と発展戦略に基づいて協力強化できる分野として、次の3つを挙げた。

(1)借款の使用範囲の拡大。現在のインフラ整備主体から、農業・公衆衛生・文化教育・環境保護などに拡大する。

(2)地域発展に向けた協力強化。メコン川流域や、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中日韓の協力などの強化。

(3)発展途上国の発展や貧困撲滅に関するプロジェクトでの協力。貧困撲滅と発展は、途上国が取り組む共通の任務であり、中国は他の途上国の有益な経験から学んでいきたい。

黒田総裁は、アジア開発銀行と中国が優れた協力関係を保っていることを指摘。中国政府が同行傘下のアジア発展基金に寄付金3千万元を提供したほか、2千万ドルを寄付し、同行内に中国貧困減少と地域合作基金を設立したことに謝意を表した。また、「アジア開発銀行は胡錦濤主席が提起した3つの提案に同意する。中国とともに、双方の協力が一層効果を上げるよう努める」と述べた。(編集SN)

「人民網日本語版」2005年4月28日
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温家宝総理、黒田東彦アジア開発銀行総裁と会談
http://j.people.com.cn/2008/04/01/jp20080401_86144.html

温家宝総理はビエンチャンで31日、黒田東彦アジア開発銀行総裁と会談した。

温総理は「アジア開発銀行は長年、当地域および大メコン河準地域(GMS)の貧困扶助と発展に重要な貢献を果たしてきた。国際経済における不確定要素と潜在的リスクが増加しているいま、アジア地域の経済協力の強化は特に重要となっている。人間本位の発展、互恵・ウィンウィンの発展、持続可能な発展の実現は、GMS各国の共通の願いだ」と指摘。アジア開発銀行に対し、資金・技術面の一層の支援を求めるとともに、同行との協力を拡充し、域内経済の持続的で安定した成長を促していく考えを表明した。

黒田総裁は、GMSの発展への中国の積極的な支持と参与を高く称賛。引き続き中国側との協力を強化し、GMSの貧困削減と経済・社会発展事業の促進に共に尽力していく考えを表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2008年4月1日
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温家宝総理、アジア開発銀行の黒田総裁と会談
http://j.people.com.cn/2007/01/14/jp20070114_66892.html

国務院の温家宝総理は13日夜、フィリピンのセブ島でアジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁と会談した。

▽温総理

中国は1986年にアジア開発銀行に加盟し、双方はそれ以来、エネルギー・交通などのインフラ分野で著しい成果のある協力をしてきた。ADBには引き続き、中国の経済と社会の発展を支持してくれるよう希望する。中国はADBとの新たな協力方法を模索したいと考えている。双方は農業、公共衛生、文化・教育、環境保護などの分野などに協力を拡大するだろう。

中国はアジア協力の積極的な参加者だ。ADBとの協力をより深め、地域協力の前向きな発展を共に推進していきたい。中国はまた、平等互恵の原則に立ち、他国に対して力の及ぶ限りの支援を提供し、共同発展を実現したいと考えている。

▽黒田総裁

ADBは中国と、とても良い協力関係を保っている。ADBは中国の全面的でバランスの取れた、持続可能な発展の実現を支持しており、中国の経済と社会の発展事業に、より広く参与したいと考えている。

ADBは、地域協力を推進する上で中国が発揮する重要な役割を高度に重視している。貧困削減と本地域のその他の国家の発展加速支援などで、中国との協力を密にしていきたい。(編集ID)

写真は13日に会談した温総理(右)と黒田総裁

「人民網日本語版」2007年1月14日
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